作品解説
日本彫刻界の最高峰
北村西望不朽の名作「喜ぶ少女」
長崎・平和祈念像の作者として世界に名を馳せる北村西望先生は、
数々の傑作で日本彫刻界に確固たる地位を築き上げた巨匠。その力強い
タッチと魂ゆきぶる迫力は、世界中の人々に感動を与え、後に続く多く
の彫刻家の悼れの的ともなっています。
■巨匠の名品をお求めやすい価格でお手元に。
『喜ぶ少女』は、高い技術をいっそう輝かせる、内なる魂の温かさや優しさを余すところなく表現した、西望芸術の化身ともいうべき作品。いっぱいに開いた手のひら。今にも声が聞こえてきそうな口元。見る人の頬を思わずゆるませる優しい目元。そこにあるだけで心を幸せで包み込んでくれるような感動の名作を、ご遺族の正式許可のもとに復刻。西望先生の原型から型どり、熟練の技術者の手により端正なタッチを一体一体細部にわたって忠実に再現いたしました。お部屋の雰囲気をなごませる、愛らしい美術品を、このチャンスにぜひお求めいただきますよう、おすすめいたします。
作品詳細情報
品番 |
AT-KS22 |
作品名 |
喜ぶ少女 |
作家名 |
北村西望 |
原型制作年 |
1967年 |
本体 |
銅製 |
サイズ |
高さ24.5×幅10.0×奥行10.5cm |
台座 |
木製黒塗板 |
付属品 |
桐箱/ひとみ桐箱、
表題=北村西望自筆木版・落款入り |
納期 |
受付後3週間前後 |
作家プロフィール
明治17年 長崎県生まれ
明治45年 東京美術学校(現東京芸大)を首席で卒業
大正4年 第9回文展初入選
大正10年 東京美術学校教授に任命される
大正14年 帝国美術院会員になる
昭和30年 長崎「平和祈念像」完成
昭和33年 文化勲章受章。文化功労賞受賞
昭和44年 社団法人日展会長になる
昭和49年 社団法人日展名誉会長になる
昭和47年 長崎県島原城内に「西望記念館」完成
昭和62年 3月逝去。104歳