作品解説
『日出鳳凰図』は、ボストン美術館が所蔵する若冲の傑作。古来より中国や日本で尊ばれてきた想像上の瑞鳥である鳳凰に朝日が添えられた、大変おめでたい吉祥の図柄です。誰にも真似のできない躍動感溢れるフォルム、刺激的な光を放つ美しい色彩、きわめて幻想的な画面は、若冲ならでは。ボストン美術館の特別許可のもと、技術の粋を集めて見事再現され、同美術館の証明印が添えられた逸品です。貴家の新春を飾るにふさわしい格調高い名作として、軸装と額装をご用意いたしました。ぜひこの機会をお見逃しなく、お手元にてお楽しみください。
作品詳細情報
品番 |
AR-IJ01(額装)、AK-IJ01(軸装)、 |
作品名 |
日出鳳凰図 |
作家名 |
伊藤若冲 |
技法 |
特殊印刷 複製画 |
サイズ |
縦94cm×横33cm |
額・軸寸 |
縦119.5cm×横48.7cm |
納期 |
受付後2週間前後
(納期のご質問・ご要望等承ります。) |
作品の状態 |
額装 |
備考 |
軸装品有り |
作家プロフィール
1716(享保元)年 京都の青物問屋「桝源」主人三代伊藤源左衛門の長男として生まれる。
1738(元文3)年 父源左衛門、42歳で没。若冲四代目源左衛門となる。
1755(宝暦5)年 次弟白歳に家督を譲り、画業に専念する。
1764(明和元)年 金比羅宮奥書院に赴き障壁画制作。
1765(明和2)年 釈迦・普賢・文殊像三幅対、および花鳥図「動植綵絵」二十四幅を相国寺に寄進。
1775(安永4)年 この年板行の「平安人物志」に、応挙、若冲、大雅、蕪村の順で載る。
1790(寛政2)年 大阪西福寺および伏見海宝寺にて障壁画制作。
1799(寛政11)年 石峯寺本堂天井画花卉図制作。
1800(寛政12)年 9月8日没。10月27日相国寺で法要行われる。
1889(明治22)年 相国寺、「動植綵絵」三十幅を宮中へ献納、金一万円を下賜される。