作品解説
「娘深雪」は、人形浄瑠璃の名作「生写朝顔話(朝顔日記)」をテーマに、女性の生涯で一番美しい瞬間、初々しい娘の表情を松園画伯独特の繊細な筆致で描いた中期の代表作。その無垢な比類なき美しい表情は、生涯をかけて女性美を追い続けた松園画伯だからこそ表現できた、美人画の極致といえます。
作品詳細情報
品番 |
AR-US37 |
作品名 |
娘深雪 |
作家名 |
上村松園 |
技法 |
シルクスクリーン |
サイズ |
縦98cm×横64cm |
額・軸寸 |
縦104cm×横70cm |
納期 |
受付後3週間前後 |
作家プロフィール
1875(明治 8)年 京都市生まれ。鈴木松年(のちに幸野楳嶺、竹内栖鳳)に師事
。
1890(明治23)年 第3回内国勧業博覧会に〈四季美人図〉を出品、英国コンノート殿下買い上げとなる。
1941(昭和26)年 帝国芸術院会員。
1948(昭和23)年 女性初の文化勲章受章。
1949(昭和24)年 没。